先日、治療をしている時、患者さんに聞かれました。
「この水って、塩素入ってるんだよね?」
想像もしていなかった質問に、私はびっくりしました。
「え“~!! 普通の水でしょう?」
「こんな機械の中を通しているんだから、普通の水ってことはないでしょう!」
そう言われると、自信が無くなってきます。
そういえば、以前、お子様の治療をしている時に、お母様が
「うがいはしても良いけど、お水は飲んじゃダメよ!!」って言ってた事がありました。
患者様たちは、歯科医院の診療台の水に不安を持っていらっしゃるようですね。
そこで、歯科機械のトップメーカーであるオサダ機械工業で、当院の担当さんである
橋本さん(横浜支店のナンバー2で独身です、今流行の草食系?)に聞いてみました。
「先生の所は、家庭の水道水よりきれいですよ! パンフレット渡したでしょう!!」
そういえば、何か受け取ってたかな?
一般的に、歯科の診療台には、水道が直結されていて、常に新鮮な水が出るようになっています。
治療中、水は常時使われているので、汚れた水が中に溜まることはありません。
歯科医院では、朝、すべての診療台の水を数分間出しっぱなしにします。
夜の間、中の管に留まっていた水をすべて排水して、患者様のお口に新鮮な水が届くように気を配っています。
休診日の後は、特に念入りにしています。
さらに、当院の診療台には、各ユニットにフィルターが内臓されていて、
患者様に、水道水を浄化したきれいな水で、お口をうがいして頂けるようになっています。
けっして、診療台の中の細い管を通って錆などで汚れていたり、それを補うために塩素等を混入したりしてはいませんので、
治療を受けた時は、安心してお口をすすいで下さいね。飲んでも大丈夫ですよ。 (by 知)