はじめまして♪初投稿です☆
10月より、永田歯科医院に勤務致しました、歯科医師 堀川いずみです★
今回、保存修復の講習会に参加して参りましたので、その御報告をさせていただきたいと思います。
まず、「保存修復」と言っても、「いったい何のこと??」とハテナマークで頭がいっぱいかと思いますので、その説明から♪
「保存修復」とは、簡単に一言で言うと、文字通り、虫歯をとって、詰め物をして治して(→修復)保存することです。
虫歯を取って詰め物をする場合、詰め物の材料には、①金属(金or金銀パラジウム合金(←一番一般的な材料))、②レジン(歯と同じ白い詰め物)、③セラミックなどの陶材 があります。
これは、虫歯の大きさや部位によって使い分けられます。
今回、私が学んできたのは、②レジンを用いた保存修復についてです。
この、レジンを用いた保存修復は、主に、小さい虫歯や前歯、歯と歯肉の境目にできた溝などの治療に使用します。
ここで一番大事なことは、いかに「歯を削る量を少なくするか!」ということです。
歯は、残念ながら、一度削ってしまうと、もう一生元には戻りません。
そのため、「いかに歯を削る量を最小限に抑えるか!」が、大変重要なポイントとなります。
一番の理想は、「虫歯の部分だけを取り除き、健全な歯質は削らないこと!」です。
そこで開発された材料が、このレジンで、歯と同じ白い色をした強いプラスチックのようなものです。
昔は、このような材料がなかったため、全て金属を用いるしか方法がありませんでしたが、金属で治す場合、金属は直接歯とくっつかない(接着剤を用います)ため、歯を削る量がどうしても多くなってしまいます。
しかし、このレジンは、歯と直接くっつく(柔らかい粘土のような材料が、特殊な光を当てることにより硬化します)ため、歯を削る量が少なくて済むのです。
このレジンも、開発が繰り返され、より接着性の高いもの、より強度(配合される材料の量などを調整)の強いもの、より硬化深度(光を当てていかに深くまでしっかり硬化するか)の高いもの、色の種類(患者さん自身の歯の色に合った色を、数種類の中から選択可能です)が増えました。
そのおかげで、歯を削る量を最小限に抑えた治療を行えるようになったのです。
講習会では、最新のレジンの特性、操作性、配合される物質(フィラーと言います)の粒子の径の大きさ、種類、量などをはじめ、修復学の歴史などを学んできました。
以前から知っていた内容の再確認から、今回初めて知ったことなど、とても勉強になりました。
これを日々の診療に生かし、今後より優れた治療を行っていけるよう、さらに精一杯努力して参りたいと思っております。
先日、院長先生の御好意で、ホワイトニングの講習会にも参加して参りましたので、追ってそちらの報告もさせていただきたいと思っておりますので、どうぞお楽しみに♪
最後に・・・
私が、日々の診療の中で、常に心に留めている事があります。
それは、今、目の前にいらっしゃる患者さんに、「私のできる精一杯を尽くすこと!」です。
患者さんは、一人一人異なります。その一人一人の患者さんと真正面からきちんと向き合い、「患者さんと歯医者さん」の前に、ひとりの人、「人対人」として精一杯対応することを心掛けております。
当然、それが、朝その日一人目の患者さんであっても、一日の最後の患者さんであっても、どんな時も!常に!です。
それは、私にとって、その日5人目の患者さんであったとしても、その患者さんにとっての私は、(たとえ、毎回拝見させていただいている方であっても)その日初めての「はじめまして♪」の一人目だから!です。
これからも、日々進歩し、より優れた診療を提供できるよう、精一杯邁進して参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。
★ P.S★
ここ、永田歯科医院は、院長先生はじめ、ドクター、衛生士、全てが気さくで相談しやすいスタッフばかりです☆
些細なことでも、気になること、または聞いてみたいことなどありましたら、気軽に相談してみてくださいね♪
それでは、また近々UP致しますので、またそちらでお会いしましょう★
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