日本赤十字神奈川県支部から救急法指導員の方を2名お招きして、
AEDの使い方、人口呼吸、心臓マッサージの仕方などをみっちり教えていただきました。
AEDとは、突然正常に拍動できなくなった心停止状態の心臓に対して、
電気ショックを行い、心臓を正常なリズムに戻すための医療機器です。
日本では、救急車の到着まで平均約7.9分かかると言われています。
心停止の時間が1分経過するごとに、生存率は約7~10%低下し、
心臓が血液を送らなくなると、脳の機能は3~5分で失われてしまいます。
現場に居合わせた方がAEDを使用することで、傷病者の生存率を大きく高められることができるのです。
1人で心臓マッサージと人口呼吸を続けていると、2分位でで、息が切れて、汗ばんできます。
その場に出来る人が何人か居れば、救急車が到着するまで、交代しながら確実な救命を行えるのです。
高齢化社会に伴い、患者様も高齢者の方や、内科的な病気を持っていらっしゃる方が多くいらっしゃいます。
万が一の時、先生はじめスタッフ全員で対処できるように訓練しておくことは、
とても大事なことだと思います。
診療所以外に居る時に緊急の事態に遭遇した時も、
医療に携わる者として、役にたてる訓練を受けていることは大事なことだと思いました。
(by歯科衛生士A)
〈講習の様子です〉
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